土鍋、土鍋です。
といっても、寄せ鍋やちゃんこ鍋、そして火鍋の話ではありません(それもLOVE
だけど)。
香港の冬の食べ物といったら煲仔飯(ポーチャイ飯)。※日本語にはない漢字なので、表示できてなければ、火の上に保で([保/火]仔)という文字だと思ってください。
小さめの土鍋で炊いて、具とタレを掛けて蒸らしたご飯です。火の上に保、もう字面からしても、お米Loverな人なら期待しちゃいそうな感満点。
具の旨味が染み込んだご飯は絶品!のはずなんですが・・・大昔にライゼツアーで香港に行ったとき、一度だけ確か食べたかなって記憶があるだけ。その時は具のソーセージ(港式臘腸・中国腸詰)が口に合わなかった印象しかない。
それ以降、冬の風物詩とは聞いていたけど、行ったのが暑い季節だったり、食べたい物が一杯ある香港なので、そこまで到達しなかったりとか、まあ機会になんとなく恵まれなかったわけです。
何となく気になってはいたけど、いろんな国の料理がいただける昨今の日本でも、さすがにポーチャイ飯は見かけることが少ない。
そんな中、先月電車の乗り継ぎで立ち寄った、東北の某駅ビル内の中華レストランで発見しました。ご飯の上に、五目あんが載った土鍋の写真があります。おぉ珍しい!早速オーダーです。
「お時間かかりますけどよろしいですか」
ハイハイ、乗り継ぎには余裕がありまくりなので、二つ返事でオーダー。10分ほど後、
「器、熱くなっておりますのでお気を付けください」
ハイハイ、そりゃ炊き込んでますからねぇ土鍋熱いですよ、石焼ビビンバと同じですよね。
はふはふ言いながら一口。
・・・ぬ、ぬるい・・・
恐る恐る土鍋を触ると、冷やっとした感覚が。
土鍋型の器に五目あんかけご飯を盛っただけじゃないか
器が冷たいから、ご飯も冷めてますやん。
(だったら熱いから気を付けろなどと、思わせぶりなことを言うんじゃないよ・・・)
という失敗があり、ポーチャイ飯への情熱が高まってしまった今日この頃。
昨日所用で都内をうろうろする機会があり、そこで見つけてしまったのです。
本物の中国人がやってる、ポーチャイ飯をウリにしてるお店。
「ポーチャイ飯ヒトツネー!」
15分ほど待たされて、中国的大ざっぱさでドン!とテーブルに置かれた土鍋。
じゅうじゅうグツグツぱりぱりと地獄谷的な音を立ててます。
おおおおおこれだよこれアルネ!!

サービスで落としてくれた真ん中の卵を崩し、サックリと混ぜると底にはステキなおこげ
が形成されつつありました。
むはっ
はふはふ、た、たまらーん
土鍋炊飯ってだけでも美味しいのに、海の幸・山の幸といろんな旨味がギッシリと♪
2月にライゼツアーで皆さんと行った香港に思いを馳せ、そしてこれから本場香港にポーチャイ飯を食べに行くぞと思いを募らせ・・・(っても冬にならんとな)。
皆さん、また行きたくなってませんか?ぜひご一緒しませんか?
ぜひメンバーになって、会誌読んだり、コンパにも参加して下さいネ。
→ メンバーになりたい方は
クリック!
最近のコメント